G.の備忘録

音楽と読書と映画と散歩と、

What a Fxxkin' Dormitory

コロナウイルス検査の結果が来ない。

 

72時間って言ってたのにかれこれ10日間待ってる。

 

当然忘れられてるんじゃないか?と5日目ぐらいに病院に電話をかけた。

「患者からのアクセスは受け付けていないので、医師からの診断結果の電話を待ってください」とのこと。

 

まぁいいんだ。頑張ってくれ。

ついにヨーロッパでも感染が拡大して、イギリスの病院もNHSも大忙しなんだろう。

(ちなみに現時点でコロナウイルスの検査を行った件数は日本よりイギリスの方が多いらしい。マジか日本。)

異国の地でニートしてるのは結構意味わからんけど。

 

この件については僕はもう納得してるんだけど、タイトルの通り寮がひどい。

今回は僕が経験したギャグのような悲劇と、そこからの個人的学びを書く。

 

僕の置かれている状況

前回記事の通り僕はイギリスでコロナウイルスの検査を受け、その結果が出るまで自分の部屋に隔離されている。

gon-xxx.hatenablog.com

なので寮のアシスタントマネージャーが電話とメールにて「水や食料など必要なものがあったら部屋の前に置いておくので言ってくれ!」と申し出てくれた。

 

2日前

食料がとうとう底を尽きそうになってきたので、マネージャーに連絡すると受付から

「よし!ネットショッピングのやり方を教えてやろう!」

と電話が来た。

 

まぁ確かに。

言ったら買って来てくれると思ってたのは甘かったかも。(もちろんお金は払うつもりだった)

ということで注文する。

配送には2日かかるそう。

 

昨日

絶食。

 

今日(配達日)

部屋を出れないので寮の受付と電話でやりとりをする。

受付「調子はどうだ?配達が来たぞ!」

僕「いい感じよ!ありがとう!」

(やっとご飯にありつける〜)

 

受付「取りに来ないのか?」

僕「コロナの検査受けてるから部屋から出られないんだ。だから受け取って僕の部屋の前まで持って来てくれないか?」

受付「それはできないからキャンセルするぞ?」

僕「何でだ?マネージャーから何も聞いてないのか?」

受付「・・・キャンセルするぞ」

僕「待て!行けばいいのか?」

受付「出られないんだろ。キャンセルする。」

僕「待て」

 

電話で話してても埒があかないので、状況確認のために受付デスクに向かうとちょうどトラックが出て行くのが見えた。

 

2人の女子学生と談笑している受付に聞いてみると

受付「●●(僕の部屋番号)か?もう出て行ったぞ。(元気になったら)再配達を依頼するんだな。」

僕「おいおいもう食うものないんだぞ?」

受付「・・・(きょとん顔)」

僕「マジか・・・(絶句)」

 

なんで・・・

もしかしたら僕の思う「部屋を出ない」と彼らの思う「部屋を出ない」の度合いが違ったから起こったことかもしれない。。もっと英語ができたら避けられたことかもしれない。。

けど、僕だけが悪いのか?

 

いや、違う(怒)

こうなった外的要因だっていくつか考えられる。

  1. マネージャーは現場に事情を説明せずに指示だけを出した。
  2. 知らされていたが、受付担当がそれを忘れていた。
  3. 受付担当がどうしようもなくお馬鹿or怠惰。

3の説明はしないけど、1はマネージャーと現場で最初の対応のニュアンスが違ったことから。2は受付にはパソコンだけがあって、職員向けホワイトボードや張り紙がないことから。

 

学び

何れにせよ、この絶望を意味のあるものにするべく学びをまとめると、

  • 部下が意味を理解できるような指示を出す。上下の信頼関係を築くことでコミュニケーションを取りやすくする。
  • 留意する必要のあるイレギュラー情報はパソコンだけでなく、目に付く場所に掲示した方が効果的。(データ管理の弊害)

というところだろうか。(少し気が済んだ)

まぁ前者はわかってても難しいことだとは思うけど。

 

その後

再配達を依頼するもやはり2日後。

今日明日を生き抜くために僕がこの後どうしたかは書かないけど、1つ言うとすれば

 

ケバブ超美味しかった!」