2010年代私的ベスト25作
明けましておめでとうございます。
年末年始ごたごたしてたらやりそびれました。
終わってしまった2010年代への感謝を込めて、1音楽好きとしてこの10年間の良かった作品をあげようと思います。
と言うことで年の若い順から25作品。
よろしくお願いします。
- 2010:John Legend & The Roots『Wake Up!』
- 2010:Erykah Badu『New Amerykah:Part Two(Return of the ankh)』
- 2010:Electro Deluxe『Play』
- 2011:DIMENSION『24』
- 2011:Phat Phunktion『Real Life High Fidelity』
- 2012:UVERworld『The ONE』
- 2013:Antonio Sanchez『New Life』
- 2013:Robert Glasper Experiment『Black Radio 2』
- 2014:Snarky Puppy『We Like It Here』
- 2014:DIRTY LOOPS『Loopified』
- 2014:Dave Weckl & Jay Oliver『Convergence』
- 2014:黒夢『黒と影』
- 2014:TK from 凛として時雨『Fantestic Magic』
- 2015:Kendrick Lamar:『To Pimp A Butterfly』
- 2015:Eric Marienthal & Chuck Loeb『Bridges』
- 2015:umber session tribe『(notitle)』
- 2015:The Steve McQueens『Seamonster』
- 2016:Childish Gambino『"Awaken, My Love!"』
- 2016:Anderson .Paak『Malibu』
- 2017:Thundercat『Drunk』
- 2017:Anomalie『Metropole』
- 2017:waiai『Nuluv』
- 2018:宇多田ヒカル『初恋』
- 2019:Cory Wong『Motivational Music for the Syncopated Soul』
- 2019:Seba Kaapstad『Thina』
- 番外編
2010:John Legend & The Roots『Wake Up!』
SoulのJohn Legendと生バンドhip-hopのThe Rootsの合作。
モータウンを中心にカバーしていて名曲揃い。ずるい。最高。
M1〜M6の怒涛の流れが最高だけど、その後のチルい感じも好き。
2010:Erykah Badu『New Amerykah:Part Two(Return of the ankh)』
New Amerykah Part Two: Return Of The Ankh by Erykah Badu (2010-03-30)
- アーティスト:Erykah Badu
- 出版社/メーカー: Motown Records
- メディア: CD
エリカ様の5枚目のスタジオ盤。神。
2010:Electro Deluxe『Play』
フランスのJuzz FunkバンドElectro Deluxeの3枚目。
Funk要素強めなAcid JazzサウンドにSoulな歌乗っけてラップぶち込んだ感じ。
どストライク。大学3年の頃ハマってた。
2011:DIMENSION『24』
日本のフュージョンってダサがちなイメージだったけど、格好いいのもあるんだ!って衝撃を受けた作品。
(ダサいのはダサいので好きだけど)
2011:Phat Phunktion『Real Life High Fidelity』
大学時代お世話になったバンド。上から下までバッチバチのキメキメ。ホーンが特に格好いい。
パワータイプかと思いきや実はかなり落ち着いた演奏をしているあたりTower Of Powerに近いとこがある気もする。
2012:UVERworld『The ONE』
浪人時代めっちゃ聴いてた。
横浜の街並みを一望できる大桟橋ホールでオーケストラ呼んでロックバンドがレコーディングしたりとかしてるの格好よすぎて、こんな風にバンドしてーーって夢を励みに勉強した。
バンドサウンドも曲も格好いい。あとこんなこと言いたくないんだけど、歌詞がいい。
2013:Antonio Sanchez『New Life』
最高。
よく聴いたら右手と左手それぞれで両手使ってるみたいな細かいことやっててカイリキーか?って思う。
実は2019年最もよく聴いたアルバムでした。最高。
2013:Robert Glasper Experiment『Black Radio 2』
最初聴いたときはこれがJazz?って感じだった。
それまでJazzってどうも分かんなかったけど、これは聴けた。
邪道かもしれないけどJazz方向への入口になったと思う。
まぁJazzじゃないと思うんだけど。
曲で言うとAfro Blueとか入ってる1の方何ですが、アルバム全体としてだったら2が好き。
2014:Snarky Puppy『We Like It Here』
新世代Funky Fusionって感じ?
M2"What About Me?"はめちゃくちゃ格好良くて衝撃だった。
難しいことやってるけど、この作品は特にキャッチーで全編通して中だるみせず楽しく聴けて好き。
2014:DIRTY LOOPS『Loopified』
テクニックは表現の手段であって目的ではない。って思ってるけど、この人たちはどうなんだ?
もう格好いいからどうでもいいかって思えて衝撃的だった。
2014:Dave Weckl & Jay Oliver『Convergence』
Dave WecklとTom Kennedyのベードラコンビが最高。2019年聴いたランキング2位かな。
パワー
2014:黒夢『黒と影』
人時のピック弾きのベースが最高。
当時は大学でAcid JazzとかAORやってたのでベースは指弾きが主だったけど、やっぱピック弾きもカッケーーって思い出した作品。
めっちゃ格好良くて好きだけど、黒夢ってこんな感じだったっけ?
2014:TK from 凛として時雨『Fantestic Magic』
凛として時雨は好きなわけではないけど、これは良かった。
unravelのヤツでしょ?って言われるかもしれないけど、それ以外がとても良かった。
BOBOさんカッケーってなった。
2015:Kendrick Lamar:『To Pimp A Butterfly』
こんなん最高でしょ。Every nigger is a star...
2015:Eric Marienthal & Chuck Loeb『Bridges』
極上Smooth Jazz。メロ良〜
2015:umber session tribe『(notitle)』
大学のサークルの先輩がやってるバンド。贔屓目なしにめちゃ格好いい。
2015:The Steve McQueens『Seamonster』
シンガポールのネオソウルバンド。
同じような感じだとHiatus Kaiyoteが有名だけど、こっちの方がソウルフルで僕は好き。
一昨年の東京Jazzでは無料だったので見に行った。次作はテクニックに走った感があってあまり好みではなかったけど、ライブ自体めちゃ格好よかった。
2016:Childish Gambino『"Awaken, My Love!"』
ジャケからは想像できない良作。
少なくともソウルミュージックって括りだったらこの10年で最高の作品だと思う。
Funkadelicの『Maggot Brain』の要素が散りばめられていて、聴いてからこのジャケの理由がわかる。にしてもエグすぎかよ。
聴き比べると楽しいのでそちらも載せておきます。
2016:Anderson .Paak『Malibu』
もうジャケも中身も最高。
フジロックとかでめちゃ有名になったけど、俺はその前から知ってたし?って謎の悔しさをずっと味わってる。
2017:Thundercat『Drunk』
ジャケのインパクト。けど、Childish Gambinoのと同様内容はゲテモノではない。
と思ったらシンセに聴こえてた音のほとんどがベースだったり結局ゲテモノ。
ベースの音が変。けど聴けるんだからすごい。
2017:Anomalie『Metropole』
umber session tribeと対バンしてたのに行けなかったの悔しい。
umberのライブも行きたいし、Anomalieのライブも行きたい。若者が多そうで少しコワいけど。
2017:waiai『Nuluv』
友だちから教えてもらったんだけど、何じゃこれって感じで衝撃だった。
こういう音楽を混ぜて貼り付けてって感じので格好いいのには初めて出会ったし新しい可能性を感じた。
2018:宇多田ヒカル『初恋』
いやね、いいですよね。。ドライブでいつもかけてます。ありがとうございます。
2019:Cory Wong『Motivational Music for the Syncopated Soul』
ファンクギターってこんな格好いいんですね。
全部いいけど、M4のCosmic Sansが好き。
2019:Seba Kaapstad『Thina』
ここ最近のネオソウルムーブメントのいいとこ取りって感じ。
2019年に出た中で一番好みの作品でした。かっけー
番外編
僕はスタジオ盤よりライブ盤の方が好きガチなんですが、ライブ盤って10'sベストに入れるには何だかなーって思うので、番外編として激アツの2作を紹介します。
2010:Incognito『Live in London-the 30th Anniversary Concert』
学生時代コピーしまくった。激アツ。
"Get into my groove"で前ベーシストがベース弾いて、現ベーシストがシンセに入ってるのなんか笑う。
2014:スキマスイッチ『10th Anniversary Arena Tour 2013 POPMAN'S WORLD』
激アツ。
これも格好良すぎて学生のときにコピーした。
大抵のライブアルバムはボーカルの大橋さんがバテてて"全力少年"なんてサビを客に全振りしちゃうんだけど、これはちゃんと頑張って歌っている。
演奏陣もしっかり格好いい演奏してて良い。激アツ。
以上。
途中で投げやりになった感も否めないけど、25作+αの紹介とちょっとした感想でした。
自分で自分の首を締めたような苦行でもあったけど、おかげで2010年代もいい音楽たくさんあったなと思えました。
次の10年もいい音楽に巡り会えるといいなと思います。
もう2020年になってしまいはしましたが、他の方のこういうのも見てみたいなと思うので、気が向いた方はやってみてください。