LONDON記:7 White Cliff of Dover
こんにちは
未だにロンドンの日照時間に慣れず生活リズム保つのに精一杯で更新できませんでした〜(緯度が高いロンドンは21:30ぐらいに日が暮れる)
さて、今回はイギリスの玄関口"ドーバー"に行ってきました!
この赤いピンの場所ね。
イギリスで最もヨーロッパ大陸に近いこの街は海上交易の拠点であると同時に大陸からの侵略に対しての要塞にもなっていた街です。
この街で特に有名なのが"White Cliff of Dover"と呼ばれる石灰岩質の白い崖。
日本では"白亜の絶壁"なんて言われていて、この石灰質の地層が積もった年代から生物学や地学で出てくる白亜紀の語源にもなってる場所です。
今回はこのWhite Cliff of Doverを見に行ってきました!
能書きはこれくらいにして写真載せていきます〜
概観
壮観。
ドーバー港とWhite Cliff。
クリストファー・ノーランの映画『ダンケルク』で戦地フランスを脱出したイギリス兵たちがこの白亜の絶壁を見て家に帰ってきたことを確認したりもしてたっけ。
右手に見えるのがDover Castle。
古代ローマ文明の遺産や城砦として重要な史跡らしいけど今回はWhite Cliffで疲れ果てて行きませんでした。
歩く道
こんな感じの道を行く。入場料は無料。
こんな広大な草原と切り立った崖のコントラスト見たことがなかったので、White Cliffと同じくらいこの草原にも感動した。
自己責任なので崖に柵は無い。
この写真のすぐ右手も100mぐらいの崖。
この日は体が持ってかれるくらい風が強かったので、いまだかつて無いほど""死""が簡単にイメージできた。
と思ったら。崖っぷちでくつろぐ狂人も。
"White Cliff of Dover, How many people died"なんて検索かけても数字は出てこなかったけど、狂人の写真がたくさん出てきて心臓に悪い。
「崖の侵食が進んでいるので、淵には近づかないように」との看板。この看板この1つしか見なかったんだけど、さっきの狂人は見たんだろうか。。
こういうガンガン登って行くコースもある。
50cmぐらいのこの道を踏み外すと急斜面を40mぐらいは転がり落ちることになる。
一緒に行ったスイス人は高所恐怖症だったらしく「ホォリファイド〜〜」って言ってて笑った。
後になって写真見るとハイテクRPGのステージみたいで笑えてくる。FFか?
スイス人の友人曰く僕が撮った写真の中でのお気に入りはこれらしいので、一応載せておく。
関心事
石灰質の壁面を触ってみる。
手に粒子が付くのはもちろん、触った壁面にも指の跡が残るぐらい柔らかい。マジでチョーク。
だから落書きされちゃうとこもあったり。やめれ。
割れてる岩なんかの断面も白かったんだけど、これも石灰岩なんだろうか。
石灰質に残ってたサンゴか?なんて思ったり拾ったり。
こういうことをしてると友達にどんどん置いていかれる。カタツムリは殻の形成にカルシウムを必要とするので、それが豊富な石灰質の地形の場所に多いってのを読んでたんだけど、1匹しか見なかった。
所々に馬糞が落ちている。
この台地の草が伸びきって不恰好にならないよう草を食べてくれる仔馬を放牧しているんだそう。あの美しい草原の代償である。
まとめ
以上White Cliff of Doverでした。
本当に壮観でイギリスの象徴と言われるのも納得の素晴らしさでした。
ロンドンからは片道2時間ほどかかってしまうけど、1日かけてでも行く価値の十二分にある名所でした。(旅費は往復で5000円ほどでリーズナブル)
対岸のフランスは見えなかったけど、この景色を見てイギリスに来てよかったと強く思った!
それくらい感動した!
もう1回行くのもアリだな〜
ではでは