G.の備忘録

音楽と読書と映画と散歩と、

LONDON記:4 コロナウイルス

こんにちは(こんばんは)

日本はコロナウイルスの蔓延でヤバいと聞きましたが、みなさんお元気でしょうか

 

僕は先日の大英博物館でどうやら風邪をもらってしまい、体調を崩しています。(博物館には咳をしている人も結構いた)

gon-xxx.hatenablog.com

 

 

そして僕は今訳あって自分の部屋から出られなくなっています。

 

コロナウイルスのせいで。

 

今、イギリスでは"咳の症状がある"、特に"アジアから来た"人はNHS(National Health Service:国営医療サービス)に電話してからでないと医者にかかれないという決まりになっています。

(もっと正確に言うと入国後2週間は医者にかかることはできず、その期間後であっても上記の条件を満たす人はNHSに電話をかけてからでなかれば病院には行けない)

 

 

先に言っておくと僕はただの風邪。たぶん。

身体面でも精神面でも新しい環境で少しガタが来たというところだろうと思います。

 

丸2日寝て熱は下がったけど、その後咳が出るようになった。

熱が下がったので学校に行くも、たまにでも咳をするとそれを気にする生徒もいる。

この状況は学校生活を送る上であまり良くない。

それに熱が収まってから3日経っても一向に咳が治らないので、早いところ医者にかかってしっかり治したいと思い、僕はNHSに電話をかけました。

(流石に対コロナの緊急事態はアジア各言語の通訳をNHSが雇っているので言語の心配はそんなにしなくても大丈夫。コールセンターの人はマジで何言ってるのか聞き取れなかったけど通訳のおかげで何とかなった。医者の英語は聞き取れたんだけど、これは教育水準の差か?

 

その結果言われたのが

「あなたはコロナウイルスを持っている疑いがあります。直ちに防護服を着た救護班を救急車で向かわせますので、彼らの指示のもと検査を受けてください。」

 

マジか。

ただの風邪だし、何かだとしても普通の肺炎かもってだけなんだけど。。

とは言え、これを飲まない限りは話は前に進まないので承諾。

 

その結果がこれ。

f:id:Gon_xxx:20200223025653j:image

マジで警戒されてるじゃんオレ。。ただの風邪だよ?

病院に向かう道すがら車内で救急班の質問に答えて行く。

医「いつ入国した?」

僕「今月の〜日に。どこも経由せずに日本から来たよ。」

医「コロナの患者として疑いのある人物と接触はあった?」

僕「なかった」

医「咳と一緒に血は出る?吐き気は?」

僕「ないよ。(コロナってそんなコワい感じなの?)」

って感じ。

結果、救急班も「お前はコロナじゃないよ。ただの風邪www」って感じに笑って言う始末。

念のため粘膜取って検査に回すのこと。

救急班の人もかなりフレンドリーだったので、写真撮らせてもらったり、安くて美味いオススメのパブとか教えてもらったりしてこの日は解放された。

 

あとは検査の結果が出てコロナウイルスでないことが証明されるまでは自室を出ないようにとのこと。

で、その結果出すのに72時間もかかるらしい。

しょうがないから学校にも事情説明して休むことにして、お家でこうしてブログを書いたり勉強したりしてます。

 

いやはやどうして僕はどこに行ってもトラブルに巻き込まれるのか。。

僕は特に何とも思わずレア体験!とか言って喜んでるんだけど、周りの人には心配させっぱなしで申し訳ない限りです。(学校はともかく寮と留学の代理店がめちゃくちゃ心配してくださる。風邪なので余計に申し訳ない)

寮の人とかも「ちゃんと家にいるか?」ってちょくちょく確認の電話をかけてくる。

逆にどんだけ信用ないんだ。

 

 

 

 

で、待っている間も結局薬の処方はしてもらえてない。

咳止めか抗生物質でももらってさっさと治しちゃいたいんだけど、一向に良くならない。

そんな中僕が持っている唯一の薬がこれ。 

f:id:Gon_xxx:20200223025722j:image

ジンって昔は薬とされていたこともあるそうですからね。

もうこの薬で喉を消毒するぐらいしか今僕にできることはありません。

仕方ないので飲みます。

 

では、おやすみなさい。

検査結果は追記します。