シンガポールぶらり1人旅:前編
初めての1人旅ということでシンガポールに行って来ました。
全部で4日間。何回かに分けてこの旅のことを記して行ければと思います。
1日目
到着
深夜便で翌朝チャンギ国際空港に到着。
記念に飴ちゃんを貰う。
エグい味を期待するも味は普通に美味しい。
チェックインまで時間があるので、荷物預かりもしてくれそうなプラナカン博物館を目指す。
営業時間までボタニカルガーデンで休憩。
日本では見たことのない可愛い鳥が寄って来た。
鳴き声も可愛いけど、鳴きながら脱糞していたので糞鳥と名付けた。(オオハッカって鳥らしい)
で、プラナカン博物館。
やってないんかい。
ということで急遽ナショナルギャラリーシンガポールに行き先を変更。またオープンまで時間を潰さねば。
東南アジアに来たんだからこういう如何わしいところ行きたいなということでフードコートにて茶をしばく。
グラスで提供されるのでアイスかと思いきやホットでした。
騙された。クソ暑いのになんでデフォルトがホットなんだよ。
糞鳥が室内なのにフードコートの床に落ちた肉をついばみに来てて、近づくと羽ばたく(室内なのに)。
ツッコミどころが多いが、日本でいうところのカラス的な鳥なんだろうか。
(スズメと鳩はシンガポールでも確認できたけど、一番多いのはこの糞鳥だった)
ナショナルギャラリーシンガポール
(写真撮り忘れたのでこれで代用させてください)
前情報では「戦時中に日本軍がシンガポールを植民地化していた話がされていて〜」なんてのを見ていたので、ネガティブな感じなのかと思って覚悟して見に行ったけど、そんなことは全くなかった。
あくまで「過去にそんな時もあったよ」ってだけで、シンガポールがどうやって今のような国になったのかっていうことを教えてくれるとても前向きな美術館だった。
さらに美術館のロッカーが無料で使えたのでとても助かった。
僕の理解力のせいか分かりにくい部分も結構あったけど、インフォメーションでオススメ順路なんかを熱心に教えてくれて本当にありがたかった。(単に親切だっただけかもしれないけど、言ってしまえばそんな末端の従業員からも「自分の国を知ってもらいたい」っていう美術館のメッセージを共通して感じられるのは本当に凄いことだと思う)
インフォメーションで教えてもらった展望デッキからの写真はシンガポールに来たな〜〜と感じさせてくれるとっても良いものだった。
シンガポールに来て最初に来る場所としてナショナルギャラリーシンガポールは最適解だったように思えた。
チェックイン
もう限界なのでシャワーを浴びにホテルにチェックイン。
(結局前日からシャワーを浴びれずに赤道直下の国に来て歩き回っていたので)
ホテルの部屋は風呂にベッドが置いてあるような印象だったけど、最低限の清潔感もあるし、ホテルが高いと言われるシンガポールで一泊8000円ぐらいだったのを考えるとめちゃくちゃ良かった。
昼食:ムルタバ
宿の近くでムルタバっていうお好み焼きをカレーにつけて食べるみたいなご飯を食べた。
目の前にモスクがあって、往来のすぐ横の歩道で食べるっていう異国感がたまらない。
めちゃくちゃ美味い。
あと、めちゃくちゃ多い。
店長っぽいお爺さんが僕の隣座って「味はどうだ?追加でナン食べるか?」って話しかけて来る。日本ではあまりない異国ならではの商魂逞しさを感じる。
お腹いっぱいだけど、めちゃオススメって言うからアイスレモンティーを頼んだら大量のホットレモンティーに氷が少しだけ入ってるドリンクが来た。当然ぬるい。
赤道直下だと”熱い”の感覚がバグるのか?
ナイトサファリ
そのまま当てもなく街ブラをしてたら急遽ナイトサファリへ行くことを思いつく。
写真は全然撮らなかったので申し訳ないです(フラッシュ焚くのが怖かったので)。
唯一撮ったバナナを食べるコウモリを載せておく。
日本ではなかなか見ないし、大きいしで珍しかったので。
ナイトサファリはめっちゃ広かったので制覇することは断念しました。
トラムではなく自分で歩くルートが広大なので、完全に楽しむためには少なくとも2日はかかるという印象。
帰りのバス。
せっかくなのでルーフトップのバスに乗った。
周りの団体客(特に欧米圏の人たち)は爽快な移動でご機嫌だったけど、高速道路に乗ったら怖すぎて全員一言も発しなくなってて親近感が湧いた。(柵も低く、シートベルトもない)
ちなみに僕はベジータみたいな髪型になってました。
1日にめちゃくちゃ詰め込んだので1日目はこれにて終了。
2日目
2日目はシンガポールで働いている大学時代の同期にアテンドをしてもらうことになっている。
とりあえずまずは腹ごしらえ。
朝食:ナシレマ
「1番ポピュラーな朝ごはんは何?」って聞いたら教えてくれたナシレマっていう食べ物を食べた。
マレーシア料理で、”ナシ=米””レマ=ココナッツミルク”って意味らしく、ココナッツミルクで炊いたご飯に甘辛いソースとフライドフィッシュと卵をトッピングしたもの。僕が食べたお店はデフォルトで手羽揚げが付いてて5ドル。
いい滑り出しだ。
そして今日も糞鳥が寄って来る。
初見殺しのトイレ
友だちと待ち合わせの駅に向かう。
駅のトイレに初めて入ったんだけど、個室にトイレットペーパーがない。
初見殺し。
じゃあどうするのかと言うと、洗面所の横にトイレットペーパーがあるのでそれを使う分だけ取って用を足す。
駅のトイレとか大体これなので行く人は注意が必要。
ちなみに僕は個室と洗面所の間を3往復した。
昼食:チキンライス・サテー(チャンギビレッジホーカーセンター)
突然のトラブルに汗だくになりながらも無事友だちと合流。
車でチャンギ国際空港の近くにあるローカルなホーカー(屋台が集まった場所)に行く。
チキンライスとサテーを食べた。
チキンライスは思っていたよりしっかりした味付けで、鶏の旨みが染みた香り高い米と、それに追い打ちをかけるように鶏をかき込むといったイメージ。
ニンニクも効いててとても美味しい。ハマりそう。
サテーは味が濃すぎて何の肉食ってるのかわからなかった。
糞鳥じゃないことを願う。
海。
遠くに見える陸地や山はマレーシア。近い。
ねこ。
日向ぼっこしながら気持ちよく寝ていて近づいてもお構いなし。
ホーカーや市場的なところのすぐ近くなので食べ物には困らないし人間への警戒心も薄いのかもしれない。
僕もこれになりたい。
チャイナタウン
旧正月で活気付くチャイナタウンへ。
「金玉満堂(以下、金玉)」って書いてある売り物でひとしきり盛り上がる。
金玉は店先にしかなかったので、コロコロコミックを読んで育った日本人をターゲットにした客寄せかと思ったけど、調べたらちゃんと意味がある言葉だった。
あとドリアンが臭い。
カジノ
暑いのでマリーナベイサンズに避難。
初めてカジノを体験する。
カジノの会員登録をするとスロットでだけ使える10ドルがもらえた。
一瞬で20ドルが消えた。
マリーナ側からの景色。
マーライオンとエレクトリックマーライオンも右のほうに写っている。
夕食:タイ料理
この後さらにシンガポールで働いている大学時代の先輩も合流してタイ料理屋へ。
めちゃくちゃ美味かった。
けど、今日は食べ過ぎで箸が全然進まない。(昼も勢いに任せてチキンライスを焼きチキンと蒸しチキンで1皿ずつ食べたので。)
言葉の通じにくい異国の地では勢いとガッツがものを言うと直感しているので後悔はない。
Haji Lane
同期の友だちとはここでお別れして、先輩とHaji Laneってアラブストリートの隣の通りで1杯引っ掛けた。
Tiger Beerがめちゃ美味い。
と思ってたら店のお兄ちゃんがTiger Beerのミニグラス(非売品)をプレゼントしてくれた。
これ。最高か。
このHaji Lane、夜はテラス席に流しのお兄さんが来て歌と演奏のパフォーマンスをしてくれたんだけど、これがめちゃくちゃ良かった。
載せられないのが残念なくらい、純粋にめちゃくちゃ上手くて格好良かった。
2日目はこれにて終了。
アテンドしてくれた方々ありがとうございました!
お陰で1人じゃ行かないような場所にたくさん行けました!
後編に続く。