G.の備忘録

音楽と読書と映画と散歩と、

アンチも唸るバイキング

突然だが僕はバイキング形式での食事が好きではない。 

作ってから時間が経っても極端に不味くならないように。みんなが嫌いじゃないように。

最大公約数を取りにいったにも関わらず、そのどれも満たせないからだ。


もう少し具体的に言えば

ベストの状態で料理を食べれることがほとんどない。

あるいはそのために時間経過で味に変化がでにくい、語弊を恐れずに言えば保守的なものしか並べられない。

その結果、好きな食べ物ランキング10〜30位の中堅どころしか食べれないからだ。(個人の感想です)

 

最後に大皿に残った1切れの肉と大量の野菜を取るときの気持ちを思い出して欲しい。(そもそも普通の野菜炒めがバイキングにいてテンションが上がるか?(個人の感想です))

そう。僕はバイキングのアンチだ。

 


じゃあバイキングに行かなければいい。

その通り。だけど、食事がバイキング形式でしか与えられない場合もある。

 


先日の3連休、僕はゴルフに行った。

その日はコンペが多く入っていたようで前に行ったときよりも客が多かった。そんな大人数の昼食をさばくためか、1つしかない食堂はバイキング形式を取っていた。

バイキングアンチの僕は(午後のために必要な分だけお腹に入れられればいいか。)と自分を落ち着けて料理を取りに行った。


僕の予想は裏切られた。(バイキング最高)

そのバイキングは前述の欠点を見事にクリアしていた。

まず料理をベストに近い状態で食べれる。

お祭りの出店のように料理の前に料理人が立っていて、客の入りを見てそれに合わせて少しずつ調理をしていく。

さらにそれによって、足が早いものが多い好きな食べ物ランキング上位の料理もバイキングに並べることができる。

実際に並んでいたバイキングではなかなかお目にかかれない料理で言えば

・ステーキ

・寿司

・餃子

・天ぷら

誰しも1つはランキング上位の食べ物があるのではなかろうか。尚且つそれぞれが焼きたて、揚げたて、握りたてなのである。

この他にも常連のカレー・蕎麦・ラーメン・サラダもいる。

これだけのラインナップが一堂に会するのである。

僕は思い出しただけでもテンションが上がって、文面が浮足立ってしまった。

最低限の食事で済ませるつもりが嬉しくって寿司をパクパク食べてしまった。(バイキング最高)


このバイキング界のジャストインタイム方式とでも言えるような形式が普及してくれたらな。。と僕は願ってやまない。

 


以上。

20数年生きてきて初めてバイキングにテンションが上がった話でした。


満足度の高い食事とその発見、適度な運動、そしてその後のお風呂で僕の頭のどこかが空っぽになってしまった。

QOLカンストしてしまったのかもしれません。

これが3連休の僕を襲った燃え尽き感の原因の1つです。

 


ちなみにあと2つあります。続く