G.の備忘録

音楽と読書と映画と散歩と、

ハロウィンが羨ましい。

ハロウィンを煙たがる声ばかりが聞こえるようになった。

少なくとも僕の周りではそうだ。

 

けど、はっきり言って僕はハロウィンが羨ましい。

 

もっと言えばハロウィンに仮装して参加できる人が羨ましいのかもしれない。

 

確かに、誰かに迷惑かけるような騒ぎ方は良くない。

自由を履き違えて他人に望んでもいない状況を強いるのはレイプにも近い行為だと思う。

 

ただ、そういった迷惑行為に走るヒトは置いておいて、

"仮装して街を歩く"ってめちゃくちゃ楽しそうじゃないですか?

 

けど、僕はそんなことできないんです。

というかやりたくない。

楽しそうだけどやりたくない。

大矛盾。

 

で、思うんです。

楽しそうなことを躊躇せずできるのってすごい。

僕は羨ましい。

 

大学生活が同時並行5回あるなら1回はヤリサーに入ると言っておきながら結局は硬派な自分に安心して彼女も作らず音楽にのめり込んでたのと何も変わらない。

 

結局楽しそうよりも自分が傷つく心配ばかりをしているのかもしれない。

 

そんな僕が安地からハロウィンを楽しむ人を批判する資格なんてないんだろう。

 

 

こういう話になると嫌でもスクールカーストのイメージが脳裏に浮かぶ。

当然僕は下の下、陰の者だ。

 

それに対してハロウィンに純粋に参加している人はクラスの中心人物だったんだろう。ある種のカリスマ。

自分をポジティブにプロデュースしてて、見ていて面白い。

 

ただ、他人に迷惑をかけるヒト。

これはクラスでも人気者の取り巻きをやっていたようなタイプかもしれない。

自分ではない何か。例えば迷惑行為でもしない限り注目を引けない。

その程度の自信しか自分にないのに背伸びしちゃったパターンなんだろう。

 

身の丈に合った生き方をした方がいい。

 

そんな半端者に僕のハロウィンを見せてやる。

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デパートの惣菜売り場で半額だった鮎の塩焼きとイカの唐揚げ。

合わせて400円だ。

お前が飲んでも飲んでも乾きを癒せなかったモエシャンドンの半分の値段で僕はこんなに幸せな気持ちになれるんだ。

 

まぁハロウィンってイベント自体にネガティブな印象はないんですよ。

むしろ羨ましい。面白そうだし。

けど、背伸びしちゃう人は格好悪いと思うってだけです。

 

明日はハロウィンのそんな残念なニュースを聞かないことを願うばかり。

 

P.S.

ハロウィン羨ましいとは言ったけど、誘われたら誘われたで引いちゃうのでそっとしておいて下さい。