G.の備忘録

音楽と読書と映画と散歩と、

必要なものだけあればいい

僕が会社に持って行くカバンは小さい。

 

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こんなボディバッグ。

それで必要十分だからだ。

 

僕の仕事は外回りもないので、使うのは会社にあるデスクトップのみ。

入館に必要な社員証さえあれば仕事ができる。

 

だから僕がカバンに入れるものなんて

社員証

・折り畳み傘

・イヤホン

・暇なときに読む本

こんなものだ。

 

それを運ぶのに普通のビジネスバッグは大きすぎる。

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僕も以前はビジネスバッグを使っていた。

けど、東京の満員電車ではビジネスバッグは人を圧迫するし、バッグ自体も揉みくちゃにされる。

気に入っていたビジネスバッグがドアの隙間に引きずり込まれたときの気持ちったらない。

それに中身のすかすかなビジネスバッグはとても不格好だった。

 

言ってしまえば、自分にも他人にも邪魔なものを必要もないのに持ち歩いていることになる。

さらにそのカバン自体も損なわれてしまう。

 

それならボディバッグで十分なのだ。

クルっと回せばすぐにお腹に抱えるポジションを取れる。

 

僕と同じようにオフィスワーク中心の他部署の人に「遊びに行くカバン」と言われたが、聞けばその人のくたびれたビジネスバッグには何も入ってないんだそう。

なるほど。

あと、痴漢に疑われないために大きなからのカバンを持っているという人もいた。

大きなカバンを持ってても痴漢する人は痴漢するし、痴漢を疑われるような人は疑われるだろ。

かと言って、痴漢顔の人が両手でつり革に掴まったとしても今度は全開になった腋の下でスメハラとされるかもしれない。生き辛い世の中だ。

 

特にビジネスバッグの指定もされてないので僕としては

「効率的なので真似したければどうぞ?」

ぐらいに思っているんだが、ボディバッグに持ち替える人は誰もいない。

 

時代がまだついて来れていないのか。

或いはこの謎の優越感で僕の脳がマヒしているだけで、他の人からはダサく見えているのかもしれない。